会報でお知らせしていた「食料安全保障を語り合う連続企画」の第1回目を、話題提供者の馬場朝子さんのご都合により、4月14日にやることになりました。
少人数で、じっくりと聞き合い話しい、自分ごとにする会を目指しています。
ぜひご参加ください。
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「ロシアの台所からみた食糧事情」
話題提供・馬場朝子さん
日時:4月14日(日)1時〜3時
場所:きつつき(田尻法律事務所横)
参加費:500円
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そもそも、ロシアは食糧自給率がいくつなのか知っている人は多いのでしょうか?
ロシアを経済制裁しても効果がなさそうですよね。エネルギーも持っているし、大地も広い。
ロシアとウクライナは世界の穀倉地帯らしいけど、戦争をしていてもロシアが飢えているという報道はないし。
日本では自給率が危険なくらい低いうえに、「緊急事態には、花のようなエネルギーとは関係ないものはつくってはいけません。芋をつくりなさい!」「命令にそむけば罰金!」なんてことが書かれた「緊急事態食料安全保障指針」というものがつくられ、法制化も検討されているのに、国民はまったくピンときていません。
では、ロシアではどうなの??
6年間モスクワで暮らした馬場さんがみた市民の食糧安保を聞いて、私たちの不安や何がやれるか語り合いましょう。
<話題提供者・馬場朝子さんのプロフィール>
・くまもとのタネと食を守る会 会員
・1951年熊本生まれ。1970年よりモスクワ国立大学文学部に6年間留学。
・帰国後、NHKに入局、ディレクターとして40本以上の番組を制作
・第45回熊日出版文化賞受賞
【著書】
『俳句が伝える戦時下のウクライナ』『俳句が伝える戦時下のロシア』「ロシアのなかのソ連:さびしい大国、人と暮らしと戦争と」『タルコフスキー 若き日、亡命、そして死』、『低線量汚染地域からの報告 チェルノブイリ26年後の健康被害』他。
【馬場さんが制作してきた主な番組】
「ソビエト市民の静かな革命 ラトビア人民戦線 独立への息吹き」(ETV8)、「私は臆病者―プラハ侵攻に反対した赤の広場の8人」(ハイビジョンスペシャル)、「過ぎし時への悲歌―映画監督ソクーロフの世界」他多数
参加の申し込みは、
sumikomiya@h2.dion.ne.jp
にメールでお願いいたします。